金持ち父さんのキーワード

税金はだれのためのもの?

  1. 金持ちから取って貧しい人のために使う?

  2. 政府はどんどん大きくなる

  3. 金持ちは会社を使って節税する

2013年8月5日

金持ちから取って貧しい人のために使う?

ロバート・キヨサキは「金持ち父さん貧乏父さん」(筑摩書房刊)のなかで、税金についての話をしている。

イギリスで国民から所得税を毎年とりたてるようになったのは1874年、アメリカでは1913年に憲法が改正されてからのことだという。

所得税が導入された当初、人々が税金に対して持っていたイメージは「金持ちからお金を取り上げて貧しい人のために使う」というものだった。

そう思っていたからこそ、多くの人がこの制度の導入に賛成したのだろう。

だが、今では金持ちは税金から逃れ、貧しい人が収入に対してより大きい割合で税金を払っている。

どうしてそんなことになっているのだろう。

政府はどんどん大きくなる

その原因のひとつは、政府のお金の使い方にあるとキヨサキは言う。

金持ち父さんがキヨサキに教えたように、政府の中では組織が大きくなったほうが高い評価を受ける。

組織が大きくなるとは、たくさんお金を使い、たくさんの人を雇うことを意味する。

それに、政府は予算を決めてそれを使いきるシステムになっていて、お金を余らせたら次の年から予算を減らされてしまう。

ビジネスではお金を余らせることはいいことだが、官僚組織ではそれはむしろマイナスとなる。

こうして政府はどんどん大きくなり、政府が大きくなれば、それを維持するためにより多くの税金が必要となる。

どこの国でも同じように、こうしたことが起こっている。

スマートフォンで続きを読む

全256のキーワードに加え、モバイル版「キャッシュフロー101」やオリジナルコンテンツ「金持ち父さんの家計簿」をお楽しみ頂けます。


https://cfg.youmind.jp/
QRコードを読み取ると、携帯サイトにアクセスできます。QRコードは、バーコードリーダー機能やカメラ機能などから読み取ることができます(機種により異なります)。
金持ち父さん貧乏父さん
金持ち父さん貧乏父さん
お金をあなたのために働かせる方法、金持ちになるのになぜ高収入を稼ぐ必要がないのかを学ぼう。
ボードゲーム版キャッシュフロー101
キャッシュフロー101日本語版
会計、金融、投資について一度に教えてくれる教育プログラムであり、みんなで楽しく学べるゲーム。
ボードゲーム版キャッシュフロー202
キャッシュフロー202日本語版
CASHFLOW101で基礎的なことになれたら、次は不安定な市場の上げ下げに対応する方法を学ぼう。
ボードゲーム版キャッシュフローkids
キャッシュフローforキッズ日本語版
子供がお金や金融について楽しみながらこわがらずに学ぶことができるようにと考案されたゲーム。
金持ちになる教えのすべて
金持ちになる教えのすべて
投資家・ビジネスマン・教育かとしてのキヨサキ自身の知恵と経験が凝縮されているDVD。