金持ち父さんのキーワード

ファイナンシャル・リテラシーとファイナンシャル・レッドゾーン

  1. ファイナンシャル・リテラシー

  2. ファイナンシャル・レッドゾーン

2010年8月1日

ファイナンシャル・リテラシー

今回は、金持ち父さんシリーズの中でもよく登場する「ファイナンシャル・リテラシー」について、改めて説明しよう。(「金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント」(筑摩書房))

金持ち父さんは、ロバート・キヨサキにファイナンシャル・リテラシーを身につけるようにいつも言っていた。

ファイナンシャル・リテラシーは簡単に言えば、「お金に関する数字を目で見て、読みこなす能力」だ。

そのためには、お金がどちらの方向に流れているかが分かるように頭を訓練する必要がある。

金持ち父さんはよく「キャッシュフローの方向がすべてだ」と言っていた。

だからこそ、同じ「家」でもキャッシュフローの方向によって資産にも負債にもなる。

つまりキャッシュフローがあなたのポケットに入ってくる方向に流れているなら資産となり、そこから流れ出す方向なら負債となる。

ファイナンシャル・レッドゾーン

金持ち父さんは、高い教育を受けた人がファイナンシャル・リテラシーがないせいで、経済的に非常に危険な立場に自分を追い詰めている状態を「ファイナンシャル・レッドゾーン(経済的安全限界)」と呼んでいた。

つまり、毎月の収入と支出がほとんど同じ状態だ。

このような状態の人は仕事から安定を得ようと必死でそれにしがみつき、経済状況が変わっても自分は変わることができない。

そして、ストレスと心配のために健康を害していることが多い。

また、このタイプの人はよく「投資は危険だ」などと言う。

だが、何度も言うようにビジネスや投資そのものは危険ではない。

無知であること、間違った情報を与えられること、安定した仕事による保証をあてにすることの方が危険なのだ。

自分の懐具合の心配をするのは危険なことではない。

あなたも是非本書とキャッシュフローゲームを使い、ファイナンシャル・リテラシーを身に付けて欲しい。

スマートフォンで続きを読む

全256のキーワードに加え、モバイル版「キャッシュフロー101」やオリジナルコンテンツ「金持ち父さんの家計簿」をお楽しみ頂けます。


https://cfg.youmind.jp/
QRコードを読み取ると、携帯サイトにアクセスできます。QRコードは、バーコードリーダー機能やカメラ機能などから読み取ることができます(機種により異なります)。
金持ち父さん貧乏父さん
金持ち父さん貧乏父さん
お金をあなたのために働かせる方法、金持ちになるのになぜ高収入を稼ぐ必要がないのかを学ぼう。
ボードゲーム版キャッシュフロー101
キャッシュフロー101日本語版
会計、金融、投資について一度に教えてくれる教育プログラムであり、みんなで楽しく学べるゲーム。
ボードゲーム版キャッシュフロー202
キャッシュフロー202日本語版
CASHFLOW101で基礎的なことになれたら、次は不安定な市場の上げ下げに対応する方法を学ぼう。
ボードゲーム版キャッシュフローkids
キャッシュフローforキッズ日本語版
子供がお金や金融について楽しみながらこわがらずに学ぶことができるようにと考案されたゲーム。
金持ちになる教えのすべて
金持ちになる教えのすべて
投資家・ビジネスマン・教育かとしてのキヨサキ自身の知恵と経験が凝縮されているDVD。