金持ち父さんのキーワード
金持ちからはなぜ税金を取らないのか?
会社は損失を制限するシステム
企業は自由に動き回れる
従業員は税金から逃れられない
2013年8月19日
会社は損失を制限するシステム
ロバート・キヨサキは「金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント」(筑摩書房刊)のなかで、会社というシステムについて説明している。
会社というシステムが普及したのは、産業時代の幕開けの頃だったという。
大航海時代の初期には、富を求めて船を出すときに、金持ちは会社を設立した。
船が帰ってこなかったときには船員の遺族に保証金を払わなければならないが、会社をつくることによって、損失を出資金の範囲に制限することができたからだ。
いまもこの時代と状況はあまり変わっていないのではないか、とキヨサキは言う。
企業は自由に動き回れる
政府は金持ちから税金を取らないようにしているわけではない。
しかし、クワドラントの右側、つまりBとIの側には、税金を合法的に避け、富を政府の目から隠す方法がより多く存在する。
金持ちは会社を作り、自分の会社の従業員になり、個人としては何も所有しない場合が多い。
彼らが富を持ち続けていられるのは、、単純に彼らが個人としてではなく企業体として活動しているからだ。
個人は海外に行くのにパスポートが必要だが、企業なら自由自在に海外に出ていくことができる。
いまや、企業はタックスヘイブン(租税回避地)を求め、ネット上のサイバースペースへと移っている。
国が企業を足止めするのはなかなか難しい時代になっているのだ。
モバイルサイトのご案内
モバイルサイトでは全256のキーワードに加え、モバイル版「キャッシュフロー101」やオリジナルコンテンツ「金持ち父さんの家計簿」をお楽しみ頂けます。
QRコードでアクセス
携帯アドレスにURLを送る
入力いただいたメールアドレスにモバイルサイトのURLをお送りします。
-
金持ち父さん貧乏父さん
お金をあなたのために働かせる方法、金持ちになるのになぜ高収入を稼ぐ必要がないのかを学ぼう。
-
キャッシュフロー101日本語版
会計、金融、投資について一度に教えてくれる教育プログラムであり、みんなで楽しく学べるゲーム。
-
キャッシュフロー202日本語版
CASHFLOW101で基礎的なことになれたら、次は不安定な市場の上げ下げに対応する方法を学ぼう。
-
キャッシュフローforキッズ日本語版
子供がお金や金融について楽しみながらこわがらずに学ぶことができるようにと考案されたゲーム。
-
金持ちになる教えのすべて
投資家・ビジネスマン・教育かとしてのキヨサキ自身の知恵と経験が凝縮されているDVD。