言葉が人を金持ちにする

金持ち父さんのキーワード

言葉が人を金持ちにする

お金を作るのにお金は必要ない
お金に関する語彙を増やす
言葉が現実を作り、人生を作る

2014年2月17日

お金を作るのにお金は必要ない

「金持ち父さんの投資ガイド　入門編」（筑摩書房刊）には、投資家になるための教えが詰まっている。

ベトナム戦争から帰還したロバート・キヨサキが、金持ち父さんから投資家になるために受けたレッスンについて書いたものだ。

ある日のレッスンで、金持ち父さんはこんなことを言った。「お金を作るのにお金は必要ない。必要なのは、だれもが利用できるもの、お金なんかよりずっと安く手に入るものだ」それが何なのか、金持ち父さんは教えてくれなかったが、こんな宿題を出した。「お父さん（キヨサキが本の中で貧乏父さんと呼んでいる実の父）とゆっくり食事をして、どんな言葉を使うかよく観察してごらん」「そして、お父さんの使う言葉がどんなメッセージを発しているかに注意するんだ」

お金に関する語彙を増やす

キヨサキが貧乏父さんの話にじっと耳を傾けてみると、次のような言葉を言うのに気がついた。「私は絶対に金持ちにはなれない」「お金のなる木があるとでも思っているのか」「金儲けはむずかしい」「私は金持ちであるより、幸福でいたい」ほかには、「試験の点数」「助成金」「文法」「政府の歳出予算」といった教師の言葉をよく使っていた。

その報告を聞いて、金持ち父さんは微笑んでこう言った。「お金を作るのにお金は必要ない。必要なのは言葉だ。今より金持ちになるために必要なのは、お金に関する語彙を増やすことだ」「それに、とてもありがたいことに、言葉はたいていただで手に入る」

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