カテゴリ「働き方」
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景気がいいから雇用が上向いている、は本当か?
大卒の就職率が過去最高に
非正規雇用が増え、初任給は上がらない
生産年齢人口はピークより1000万人減少
先月19日のニュースによると、この日文部科学省と厚生労働省が発表した調査では、今春卒業した大学生の4月1日時点の就職率が前年とくらべて0.3ポイント増加し97.6%となったことがわかったという。この数字は、1997年の調査開始以来の過去最高を更新した。文科省はその理由を、「景気回復が続いて、企業の求…
2017年6月19日 -
お隣の家計を覗いてみる
既婚者の小遣いが過去最低額に
物価は上がり、給料は上がらない
20代男性の4人に1人が副業している
先月末、ある生命保険会社が家計についてのアンケートのまとめを発表したが、それによると既婚者の小遣い(毎月それぞれが自由に使えるお金)が2007年の調査開始以来、過去最低になったという。回答内容を見ると、月の平均額は、昨年からなんと4500円近くも減少し、25082円となっている。ちなみに男性の平均額…
2017年5月29日 -
他人のビジネスを気遣うよりも自分のビジネスを
メーデーは労働者の祭典
労働組合は対等にものを言うため
経営者と労働者の立場は違う
今日はゴールデンウィークの谷間の5月1日、いわゆるメーデーだ。メーデーは国際的な労働者の祭典日で、1886年にアメリカのシカゴで「8時間は労働、8時間は休息、残りの8時間は自分たちの自由に!」と労働時間の短縮を求めてストライキがおこなわれたのが起源だという。この日は労働組合などが中心となって、今年な…
2017年5月1日 -
副業時代がやって来た?
新年の目標を立てる
副業が原則禁止から原則容認へ
副業・兼業容認の意味とは?
遅ればせながら、明けましておめでとうございます。今年も一緒にロバート・キヨサキの「金持ち父さんシリーズ」と「キャッシュフローゲーム」をとおして、お金について学んでいきましょう。どうぞよろしくお願いいたします。一年をスタートするにあたって、みなさんは今年の目標は立てただろうか。目標を立てるときに大事な…
2017年1月10日 -
世の中が変わればお金との付き合い方も変わる
9歳の時の疑問
親から学んできたこと
経済や社会の変化を知る
「なぜお金について学校で教えないんだろう?」ロバート・キヨサキは小学校のころに疑問に思い、その時からずっとお金について考えてきたという。実際に、「お金のことはいつ勉強するのですか?」と9歳の時に担任の先生に聞いたこともあるが、先生は「学校ではお金については教えない」としか答えてくれなかった。日本の学…
2016年10月31日 -
セールスの腕を磨く
セールスはB-Iトライアングルの基本部分
自分を売り込む
ビジネス以外にも応用できる
ロバート・キヨサキはその著書の中で、ビジネスにおけるセールスの大切さを繰り返し強調している。なぜなら、どれだけすぐれた製品やサービスを作り出したとしても、売れないことにはお金が入ってこないからだ。そして、セールスから生まれるキャッシュフローがなければ、そのビジネスは生き延びることができない。その重要…
2016年1月19日 -
キャッシュフローゲームで学ぶこと
新年の誓いをたてる
ラットレースを抜けるために
ゲームシートにリアルな金額を書いてみる
ロバート・キヨサキは『金持ち父さんの若くして豊かに引退する方法』(筑摩書房刊 改訂版あり)のなかで、新年の誓いのエピソードを紹介している。キヨサキはある年の初めに「経済的自由を得て早くに引退する」という大きな目標を立て、それをほぼ10年かけて実現し47歳で引退したというのだ。キヨサキがどうやって経済…
2016年1月6日 -
VW(フォルクスワーゲン)が問われていること
日経平均続落の引き金は
インテグリティ(一貫性)とは何か
ブランドという財産価値
シルバーウィーク明けの日経平均は、連休中に各市場が軒並み下げたのを受けた形で、300円を超える大幅続落で始まった。特にトヨタや日本ガイシなどの自動車株・自動車関連株が売られたのを見ても、やはりVW(フォルクスワーゲン)の不正問題が大きく波及していることがわかる。ことの発端は、18日に米環境保護局(E…
2015年9月24日 -
ほんとうの資本主義
資本家は私たちの生活をよりよいものにする
労働者は自分の労働力を売る
起業家や資本家を生み出す教育を
ロバート・キヨサキは『金持ち父さんのアンフェア・アドバンテージ』の最後を「資本主義擁護論」でしめくくっている。金融危機以来、資本主義は諸悪の根源のように言われている。しかし今の金融危機は、政界とビジネス界のトップにはびこる腐敗によって引き起こされたものであり、資本家とは本来、そのような強欲な悪の権化…
2015年8月3日 -
キャッシュフロー・クワドラントの右側へ
キヨサキがたどった道
EからS、SからB、Iへ
経験をふまえて教える
『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』(筑摩書房刊)の改訂版に、新たに加えられたまえがき「あなたのゴールは何か」のなかで、キヨサキは自分の道を見つけることが、この本のテーマだと書いている。キヨサキ自身、長いあいだ自分の道を探して、いろいろなことを経験してきた。航海士の資格をとったあと、海兵…
2015年1月19日 -
自分の道を見つける
あなたのゴールは何か
自分の道を見つけるまで
父の志を引き継いで
ロバート・キヨサキの『金持ち父さんシリーズ』は現在までに5冊改訂版が出ている。そのうち一番大きな変更があるのはシリーズ2冊目の『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』(筑摩書房)で、旧版と大きく違っている点が2つある。ひとつは第五章の「投資家の5つのレベル」が全面的に書き換えられてまったく新…
2015年1月5日 -
情報時代とはどういう時代か
産業時代と情報時代の働き方
サラリーマンが大きな影響を受ける
私たちは歴史の転換点にいる
ロバート・キヨサキは「金持ち父さんシリーズ」(筑摩書房刊)の中で、いまはまさに歴史の転換点であり、世界が大きく変わろうとしていると繰り返し強調している。1989年、日本が平成の時代を迎えた年に、ベルリンの壁が崩壊し、インターネットが登場したことで、世界は産業時代から情報時代へ移行したとキヨサキは言う…
2014年7月7日 -
「キャッシュフロー」から何を学ぶか
「キャッシュフロー」ゲームで決断力がつく
「キャッシュフロー」ゲームで視野が広がる
「金持ち父さん貧乏父さん」で行動を開始
「金持ち父さんのサクセス・ストーリーズ」(筑摩書房刊)のなかに、トム・ウィールライトという公認会計士が登場する。彼は、リッチダッド・カンパニーのビジネスパートナーで、アドバイザーシリーズの著者でもある。大学で税制を学んで修士号をもち、公認会計士としても経験豊富だ。だが、彼自身が経済的自由への道を進み…
2013年10月21日 -
タイタニック号が示すもの
バックミンスター・フラーの教え
大きくなりすぎたもの
情報時代と政府のありかた
ロバート・キヨサキが書いた「金持ち父さんの予言」(筑摩書房刊)は、迫りくる金融の嵐に対して備えをしようと呼びかけるものだ。この本のなかでキヨサキは、彼がよき師と仰ぐ天才学者バックミンスター・フラーの考えを紹介している。フラー博士は、政府が時代遅れになっていると考えていた。政府が弱くなったために、人間…
2012年9月3日 -
お金中毒になるな
お金は麻薬
行動パターンが変えられなくなる
お金のために働かない
『金持ち父さん貧乏父さん』(筑摩書房刊)の冒頭に出てくるエピソードはとてもよく知られている。幼い日のロバート・キヨサキがお金儲けについて教えてもらおうとして、金持ち父さんのもとで働いた話だ。ロバートはマイクとともに金持ち父さんの経営するコンビニで働き始めたが、しばらくすると金持ち父さんは賃金を払って…
2012年7月5日 -
ラットレースから抜け出すために 1
自分を変えていくプロセス
まずは考え方を変える
新年度の初めに考えておくこと
4月に入り、気持ちも新たに新しい生活を始めた人も多いだろう。きっと新しい職場、新しい部署でいい成果を上げようと張り切っているに違いない。みなさんの活躍を祈るとともに、『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』(筑摩書房刊)からアドバイスを贈ろう。この本は「金持ち父さんシリーズ」の中でも重要な位…
2012年4月1日 -
日本の状況をどう考えるか
キヨサキの分析
面目を保つ文化
批判と向き合う
2002年に書かれたロバート・キヨサキの「金持ち父さんの予言」(筑摩書房刊)に、日本についての気になる記述がある。キヨサキが予想するこれからの大きな変化のうちの7番目にあげられているのだが、「今、世界で2番目の経済大国である日本が金融崩壊と不況の入口に立っている」と書かれている。ちょうど8番目の「中…
2011年12月2日 -
いま世界が直面していること
8つの大きな変化
ウォール街と大企業のゆくえ
「金持ち父さんの予言」で語られたこと
アメリカで2002年に出版され、日本では2004年に出されたロバート・キヨサキの「金持ち父さんの予言」(筑摩書房刊)という本がある。これから経済的な嵐がやってくるから、生き延びるための方舟を自分で作ろう、という内容の本だ。この本の中でロバート・キヨサキは、世界を襲うかもしれないパーフェクト・ストーム…
2011年12月1日 -
中流階級が消えていく
社会が直面する深刻な問題
自分で自分の面倒をみる
格差が拡大する
ロバート・キヨサキは以前から、中流階級が減少し、金持ちと貧乏の2つの階層に分かれていくことを心配していた。ドナルド・トランプとの共著『あなたに金持ちになってほしい』(筑摩書房刊)のなかでも、キヨサキはこの問題をとりあげている。2006年4月16日、ニューヨークタイムズ紙の日曜版の一面に、日本について…
2011年11月2日 -
リーダーに求められるもの
リーダーは手本だ
リーダーはものの見方を教える
今こそリーダーが必要だ
アメリカの大富豪ドナルド・トランプとの共著『あなたに金持ちになってほしい』(筑摩書房刊)で、ロバート・キヨサキは次のように言っている。引用してみよう。これから先、多くの課題が私たちを待っている。だから、今の私たちには、人のあとに従うだけの人間ではなく、先頭に立ってみんなを引っ張っていくリーダーがもっ…
2011年11月1日
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金持ち父さん貧乏父さん
お金をあなたのために働かせる方法、金持ちになるのになぜ高収入を稼ぐ必要がないのかを学ぼう。
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キャッシュフロー101日本語版
会計、金融、投資について一度に教えてくれる教育プログラムであり、みんなで楽しく学べるゲーム。
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キャッシュフロー202日本語版
CASHFLOW101で基礎的なことになれたら、次は不安定な市場の上げ下げに対応する方法を学ぼう。
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キャッシュフローforキッズ日本語版
子供がお金や金融について楽しみながらこわがらずに学ぶことができるようにと考案されたゲーム。
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金持ちになる教えのすべて
投資家・ビジネスマン・教育かとしてのキヨサキ自身の知恵と経験が凝縮されているDVD。