カテゴリ「お金」
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世界同時株安のゆくえ
キヨサキは警告していた
だれもが市場と無関係ではいられない
すべてが連動している
ギリシャの財政破たん懸念などでこのところ各国の市場は不安定だったが、週明け8月24日からそろって値を下げる展開となった。同時に為替も影響をうけ、1ドル121円から116円へと急激に動いた。みなさんのなかに、「『金持ち父さん貧乏父さん』を読んで投資を始めたのに! このままじゃ大損だ!」という人がいない…
2015年8月25日 -
ほんとうの資本主義
資本家は私たちの生活をよりよいものにする
労働者は自分の労働力を売る
起業家や資本家を生み出す教育を
ロバート・キヨサキは『金持ち父さんのアンフェア・アドバンテージ』の最後を「資本主義擁護論」でしめくくっている。金融危機以来、資本主義は諸悪の根源のように言われている。しかし今の金融危機は、政界とビジネス界のトップにはびこる腐敗によって引き起こされたものであり、資本家とは本来、そのような強欲な悪の権化…
2015年8月3日 -
あなたの「借金ゼロ」は本当か?
「借金ゼロ」はオキシモロン
「お金を貯める」と「借金ゼロ」
日本の債務はGDPの2倍
何回か続けて取り上げてきたが、キヨサキは『金持ち父さんのアンフェア・アドバンテージ』(筑摩書房刊)のなかで、矛盾をはらんだ言葉=「オキシモロン」について書いている。一般によく言われる言葉自体がすでに矛盾をはらんだ「オキシモロン」であるのに、矛盾に気付かないままその言葉を信じて行動する人たちがいるが、…
2015年7月21日 -
「お金を貯める」のはいいことか?
お金のルールが変わった
「お金を貯める」の次を考えて動く
「1億円貯める!」は魅力的な響き
「お金を貯める」という言葉は、魅力的な響きを持っている。サラリーマン向けの雑誌記事やビジネス書などでも、「1000万円貯める」「1億円貯める」といったキーワードがタイトルに使われているのをよく見かける。たしかに、預金残高の桁数がふえていくのを見るのはじっさい悪い気がしないだろう。だがキヨサキは『金持…
2015年7月6日 -
リスクのアンフェア・アドバンテージ
リスクを避けようとして、かえって大きなリスクが?
矛盾をはらんだ言葉=オキシモロン
「雇用の保障」がはらむリスクとは?
リスクのない人生、というと、ごく一般的にはどんなイメージを持つだろうか。福利厚生の手厚い雇用の保障された職場で働き、お金を貯めて、大きな借金はしない。貯めたお金は安全な投資にまわす……たとえば、投資信託を中心にしたバランスのとれたポートフォリオで運用する……そんな感じだろうか。だが、『金持ち父さんの…
2015年6月15日 -
税金のアンフェア・アドバンテージ
いくら税金を払っているか
クワドラントによって税金が違う
税金をよく知ろう
シリーズ最新刊『金持ち父さんのアンフェア・アドバンテージ』(筑摩書房刊)のなかで、ロバート・キヨサキはアンフェア・アドバンテージ(知っている人だけが得をする大事なこと)のひとつとして「税金」をとりあげている。 つまり、税金について知っておかなければならない、とキヨサキは言っているのだ。税金には、所得…
2015年6月1日 -
キャピタルゲインよりキャッシュフローを
お金の教育の問題点
株式投資は始めやすいが、株価はコントロールできない
キャピタルゲイン狙いになりやすい
ロバート・キヨサキは、『金持ち父さんのアンフェア・アドバンテージ―知っている人だけが得をするお金の真実』のなかで、ファイナンシャル教育が大切だと繰り返し言っている。しかし実際のところ、ファイナンシャル教育、つまりお金についての教育は、日本の学校ではほとんど行われていない。自分のことを考えてみると分か…
2015年5月7日 -
経済の変化をどう読むか
激動する10年
何が起こっているのか
どう対処したらいいのか
「金持ち父さんシリーズ」の新刊、『金持ち父さんのアンフェア・アドバンテージ ―知っている人だけが得をするお金の真実』が筑摩書房から刊行された。この本の「まえがき」で、ロバート・キヨサキは20世紀後半から起こっている大きな変化についてとりあげている。それによって、「この2010年から2020年までが最…
2015年4月20日 -
お金のルールが変わった
金持ち父さんのアンフェア・アドバンテージ
世界にはお金があふれている
ファイナンシャル教育がカギとなる
ロバート・キヨサキの新刊、『金持ち父さんのアンフェア・アドバンテージ――知っている人だけが得をするお金の真実』(筑摩書房刊)が刊行された。『金持ち父さんシリーズ』はこのところ改訂版の刊行が続いていて、新刊が出るのは4年ぶりのこと。タイトルの「アンフェア・アドバンテージ」とは、「知っている人だけが得を…
2015年4月6日 -
経済的自由を手にするために
経済的自由とはラットレースを抜けた状態
自分の収入と支出を把握する
自分の人生でキャッシュフローゲームをする
あなたは経済的に自由になりたいと思っているだろうか?ロバート・キヨサキが『金持ち父さんシリーズ』(筑摩書房刊)のなかで言っている経済的自由とは、お金が働いてくれることで得た収入で支出が賄われる状態を意味する。キャッシュフローゲームをしたことのある人なら、「ラットレースを抜けた状態」だと言えばピンとく…
2015年3月16日 -
政府は経済をコントロールできるのか
アベノミクスで景気回復?
基本的な経済政策とは何か
政府の金遣いをチェックしよう
選挙になると、政党や候補者は「この経済政策で景気回復を」といった公約を必ずと言っていいほど掲げる。有権者の方も、「やっぱり景気をよくしてくれる人に投票したい」などと言う人が多い。今の安倍政権もいわゆる「アベノミクス」をかかげ、デフレ脱却のためにインフレ目標を設定し、円安に誘導して輸出を伸ばし、景気を…
2015年3月2日 -
お金があるだけでは金持ちではない
金持ち父さんの言葉の意味は?
1兆が1よりも価値のない場合とは
不換紙幣のリスク
『金持ち父さんシリーズ』(筑摩書房刊)のなかには、「お金があるだけでは金持ちではない(金持ちとは言えない)」という金持ち父さんの言葉が時々登場する。この言葉がどういう意味なのかを考えるために、まず、「お金がある」というのはどういうことかを考えてみよう。ここでひとつ質問だが、「1と1兆はどちらが大きい…
2015年2月16日 -
お金は実際には存在しない
金持ち父さんの言葉の意味は?
紙幣は金と引き換えられた
紙幣は紙くずになることもある
『金持ち父さん 貧乏父さん』(筑摩書房刊)にこんな一節がある。「金持ち父さんはまだ子供だったマイクと私に、いつも繰り返し『お金は実際には存在しない』と言っていた。」この金持ち父さんの言葉は、どういうことかわかりにくいと言う人もいるし、目先のお金にあまりとらわれるなという意味だと理解している人もいる。…
2015年2月2日 -
初めの一歩を踏み出そう
キャッシュフローゲームをした後で
25人の実例に学ぶ
ここではできない?
ロバート・キヨサキの「金持ち父さん 貧乏父さん」(筑摩書房刊) を読んだ人、キャッシュフローゲームをした人の反応はいくつかのパターンに分かれる。まずは大きく二つのグループがあって、「汗水たらして働く人を馬鹿にしている」「みんなが投資家になったら社会が成り立たない」などと腹を立てる人と、「内容に衝撃を…
2014年12月1日 -
市場に老後を委ねるのは安全か
ロバート・キヨサキの警告
年金の積立金を株式市場で運用
自分のお金以外にも興味を持つ
ロバート・キヨサキは「金持ち父さんの予言」(筑摩書房刊)のなかで、引退後の資金を株式市場のみで運用することの危うさを指摘している。個人が401(k)などで老後の資金を貯めている場合、そのお金は投資信託などを通して株式市場で運用されるが、引退するまでは簡単には引き出せないようなシステムになっている。そ…
2014年11月4日 -
金持ちからはなぜ税金を取らないのか?
会社は損失を制限するシステム
企業は自由に動き回れる
従業員は税金から逃れられない
ロバート・キヨサキは「金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント」(筑摩書房刊)のなかで、会社というシステムについて説明している。会社というシステムが普及したのは、産業時代の幕開けの頃だったという。大航海時代の初期には、富を求めて船を出すときに、金持ちは会社を設立した。船が帰ってこなかったときには…
2013年8月19日 -
税金はだれのためのもの?
政府はどんどん大きくなる
金持ちは会社を使って節税する
金持ちから取って貧しい人のために使う?
ロバート・キヨサキは「金持ち父さん貧乏父さん」(筑摩書房刊)のなかで、税金についての話をしている。イギリスで国民から所得税を毎年とりたてるようになったのは1874年、アメリカでは1913年に憲法が改正されてからのことだという。所得税が導入された当初、人々が税金に対して持っていたイメージは「金持ちから…
2013年8月5日 -
小さく考えるな。でっかく考えろ。
Eクワドラントから移動する
セールス、システム、資本
そして、規律正しさ
ロバート・キヨサキが不動産王ドナルド・トランプとともに書いた『黄金を生み出すミダスタッチ』(筑摩書房刊)は、起業家を目指す人にむけての力強い励ましのメッセージだ。この本の最後に、キヨサキはキャッシュフロー・クワドラントのEクワドラントから他のクワドラントに移るために何が必要かについて語っている。雇わ…
2013年4月15日 -
ラットレースとは何か
本当に望む生き方を選択しよう
支払いに追われる生活
もっと消費せよとCMは呼びかける
ロバート・キヨサキの著書『金持ち父さん貧乏父さん』(筑摩書房刊)を初めとする「金持ち父さんシリーズ」は、世界で3000万部以上、日本で340万部を超えて読まれている。この本のなかで使われたことで広く知られるようになった言葉として、「ラットレース」や「不労所得」があげられるだろう。ネット上でこの本のレ…
2013年3月18日 -
競争的なお金と協力的なお金
3種類のお金
競争的なお金とは
協力的なお金とは
金持ち父さんは、人間は3つの異なる種類のお金のために働くと、あるときロバート・キヨサキに教えてくれた。『金持ち父さんの起業する前に読む本』(筑摩書房刊)によれば、それは次の3つだ。1競争的なお金2協力的なお金3精神的なお金どのお金を得るために働いているかによって、その人の働き方が違ってくると金持ち父…
2012年8月8日
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金持ち父さん貧乏父さん
お金をあなたのために働かせる方法、金持ちになるのになぜ高収入を稼ぐ必要がないのかを学ぼう。
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キャッシュフロー101日本語版
会計、金融、投資について一度に教えてくれる教育プログラムであり、みんなで楽しく学べるゲーム。
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キャッシュフロー202日本語版
CASHFLOW101で基礎的なことになれたら、次は不安定な市場の上げ下げに対応する方法を学ぼう。
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キャッシュフローforキッズ日本語版
子供がお金や金融について楽しみながらこわがらずに学ぶことができるようにと考案されたゲーム。
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金持ちになる教えのすべて
投資家・ビジネスマン・教育かとしてのキヨサキ自身の知恵と経験が凝縮されているDVD。