カテゴリ「思考方法」
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「お金を貯める」のはいいことか?
お金のルールが変わった
「お金を貯める」の次を考えて動く
「1億円貯める!」は魅力的な響き
「お金を貯める」という言葉は、魅力的な響きを持っている。サラリーマン向けの雑誌記事やビジネス書などでも、「1000万円貯める」「1億円貯める」といったキーワードがタイトルに使われているのをよく見かける。たしかに、預金残高の桁数がふえていくのを見るのはじっさい悪い気がしないだろう。だがキヨサキは『金持…
2015年7月6日 -
リスクのアンフェア・アドバンテージ
リスクを避けようとして、かえって大きなリスクが?
矛盾をはらんだ言葉=オキシモロン
「雇用の保障」がはらむリスクとは?
リスクのない人生、というと、ごく一般的にはどんなイメージを持つだろうか。福利厚生の手厚い雇用の保障された職場で働き、お金を貯めて、大きな借金はしない。貯めたお金は安全な投資にまわす……たとえば、投資信託を中心にしたバランスのとれたポートフォリオで運用する……そんな感じだろうか。だが、『金持ち父さんの…
2015年6月15日 -
お金のルールが変わった
金持ち父さんのアンフェア・アドバンテージ
世界にはお金があふれている
ファイナンシャル教育がカギとなる
ロバート・キヨサキの新刊、『金持ち父さんのアンフェア・アドバンテージ――知っている人だけが得をするお金の真実』(筑摩書房刊)が刊行された。『金持ち父さんシリーズ』はこのところ改訂版の刊行が続いていて、新刊が出るのは4年ぶりのこと。タイトルの「アンフェア・アドバンテージ」とは、「知っている人だけが得を…
2015年4月6日 -
お金があるだけでは金持ちではない
金持ち父さんの言葉の意味は?
1兆が1よりも価値のない場合とは
不換紙幣のリスク
『金持ち父さんシリーズ』(筑摩書房刊)のなかには、「お金があるだけでは金持ちではない(金持ちとは言えない)」という金持ち父さんの言葉が時々登場する。この言葉がどういう意味なのかを考えるために、まず、「お金がある」というのはどういうことかを考えてみよう。ここでひとつ質問だが、「1と1兆はどちらが大きい…
2015年2月16日 -
お金は実際には存在しない
金持ち父さんの言葉の意味は?
紙幣は金と引き換えられた
紙幣は紙くずになることもある
『金持ち父さん 貧乏父さん』(筑摩書房刊)にこんな一節がある。「金持ち父さんはまだ子供だったマイクと私に、いつも繰り返し『お金は実際には存在しない』と言っていた。」この金持ち父さんの言葉は、どういうことかわかりにくいと言う人もいるし、目先のお金にあまりとらわれるなという意味だと理解している人もいる。…
2015年2月2日 -
キャッシュフロー・クワドラントの右側へ
キヨサキがたどった道
EからS、SからB、Iへ
経験をふまえて教える
『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』(筑摩書房刊)の改訂版に、新たに加えられたまえがき「あなたのゴールは何か」のなかで、キヨサキは自分の道を見つけることが、この本のテーマだと書いている。キヨサキ自身、長いあいだ自分の道を探して、いろいろなことを経験してきた。航海士の資格をとったあと、海兵…
2015年1月19日 -
自分の道を見つける
あなたのゴールは何か
自分の道を見つけるまで
父の志を引き継いで
ロバート・キヨサキの『金持ち父さんシリーズ』は現在までに5冊改訂版が出ている。そのうち一番大きな変更があるのはシリーズ2冊目の『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』(筑摩書房)で、旧版と大きく違っている点が2つある。ひとつは第五章の「投資家の5つのレベル」が全面的に書き換えられてまったく新…
2015年1月5日 -
初めの一歩はどう踏み出せばいいか
ハウツー本を求める人たち
自分の頭を使って考えよう
自分のために時間を投資しよう
「金持ち父さんのサクセス・ストーリーズ」(筑摩書房刊)は、「金持父さんシリーズ」やキャッシュフローゲームで学び、自分から実際に行動をおこした人たちの記録だ。ロバート・キヨサキはセミナーなどでよく、「銀行に預けてある1万ドルを何に投資したらいですか」とか「私が経済的になるために、何をしたらいいか教えて…
2014年12月15日 -
初めの一歩を踏み出そう
キャッシュフローゲームをした後で
25人の実例に学ぶ
ここではできない?
ロバート・キヨサキの「金持ち父さん 貧乏父さん」(筑摩書房刊) を読んだ人、キャッシュフローゲームをした人の反応はいくつかのパターンに分かれる。まずは大きく二つのグループがあって、「汗水たらして働く人を馬鹿にしている」「みんなが投資家になったら社会が成り立たない」などと腹を立てる人と、「内容に衝撃を…
2014年12月1日 -
魚を獲る方法を学ぼう
経済格差が拡大している
一日食べられるか、一生食べられるか
自分のお金の専門家になろう
ロバート・キヨサキとアメリカの不動産王ドナルド・トランプは、アメリカで経済格差が拡大するとともに中流階級が急激に減っていることを以前から心配している。2007年に2人が共著で『あなたに金持ちになってほしい』(筑摩書房刊)という本を書いたのは、それが理由だという。2人が心配していた経済格差の拡大はアメ…
2014年10月6日 -
優等生でなくても成功できる
技術が高いから成功するわけではない
必要なのはコミュニケーション能力
実社会で役立つ能力を磨こう
「金持ち父さんの子供はみんな天才」(筑摩書房刊)のなかで、ロバート・キヨサキは次のような調査結果を紹介している。1930年代後半に、アメリカのカーネギー研究所は人生で成功した人たちを対象に調査を行い、技術的な能力の高さが成功の原因の中に占める割合は15パーセント以下であるという結果を得たと言う。たと…
2014年8月22日 -
金持ちは時間を買う
なぜバスよりも飛行機の運賃が高いか
価値は時間で測るもの
節約に時間をかけるか、学ぶために時間を投資するか
「金持ち父さんの投資ガイド 入門編」(筑摩書房刊)には、投資家になるためのレッスンがまとめられている。海兵隊に入りベトナム戦争から帰還したロバート・キヨサキが、金持ち父さんの元で投資家になるために再び学び始めたときのことについて書いたものだ。ある日のレッスンで、金持ち父さんはこんなことを言った。「た…
2014年2月3日 -
自分自身の「方舟」を造ろう
政府も会社も頼りにできない?
「方舟」の造り方を学ぶ
具体的にどうするか
「金持ち父さんの予言」(筑摩書房刊)のなかで、キヨサキはなぜ、もはや政府にも会社にも頼れないのかについて説明している。工場で働く人手の確保が重要だった産業時代が終わり情報時代に入るとともに、会社は従業員の面倒を生涯見ることをやめた。すでにその動きはアメリカで1974年にエリサ法が成立したころから始ま…
2013年11月18日 -
具体的に行動するためのヒント
大きく考える
買い手を見つけてから売り手をさがす
バーゲンで買う
ロバート・キヨサキは「金持ち父さん貧乏父さん」(筑摩書房刊)の最後で、行動を始めるための具体的なヒントをいくつか挙げている。そのうちの一つは「大きく考える」ことだ。「大きく考える」といっても、抽象的な意味ではない。たとえばパソコンが必要な時に、同じものを買いたい人を何人か見つけて注文をまとめ、店に出…
2013年9月17日 -
人は失敗から学ぶ
大成功は大失敗のもと
キヨサキがビジネスの失敗から学んだこと
キヨサキがビジネスの失敗から学んだこと つづき
ロバート・キヨサキの「金持ち父さん貧乏父さん」(筑摩書房刊)を読んで、自分がいかに投資で成功してきたかを自慢している本だと感じる人もいるらしい。しかし金持ち父さんシリーズを読んでいけばわかるように、実際には、キヨサキほど自分の失敗を正直に書いている人は珍しいのではないかと思う。たとえば、ナイロンとベ…
2013年7月1日 -
先を見通す力
大事なチェックポイント
問題点はチャンスでもある
方舟の船長として
「金持ち父さんの予言」(筑摩書房刊)のなかでロバート・キヨサキは、先を見とおす力の大切さを説いている。これから先の金融の嵐を乗り越え生き延びるためには、個人個人が方舟の船長として先を見とおす力を身につける必要があるのだと言う。たしかに、先行き不透明な世界情勢、経済情勢にあって、この先何が起こるのかを…
2012年9月18日 -
自分の声に耳を傾ける
「なりたくない」は自分の頭に伝わらない
あなたがするべきこと
自分自身に語りかける声の大切さ
「金持ち父さんの若くして豊かに引退する方法」(筑摩書房刊)のなかで、ロバート・キヨサキは金持ちになる6つの習慣をあげている。そのなかでもいちばん大事なのは、6つのうち最後にあげた「自分の声に耳を傾ける」という習慣だ。 金持ち父さんはよくこう言っていたという。「私の最大の力は、自分に語りかけること、自…
2012年6月5日 -
キャッシュフロー・クワドラントの右側へ移る
すぐに見返りを求めない
行動しなければ何もはじまらない
長期の見通しを立てる
金持ちになるためにはキャッシュフロー・クワドラントの左側から右側に移る必要があると、ロバート・キヨサキは『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント」(筑摩書房刊)のなかで言っている。つまり、従業員(E)や自営業者(S)からビジネスオーナー(B)や投資家(I)になるということだ。このことについて頭…
2012年5月9日 -
情報の質を上げる
情報が生死を決める
情報を見分けるためのポイント
情報は資産だ
「金持ち父さんのファイナンシャルIQ」(筑摩書房刊)に、ファイナンシャルIQのひとつとして「情報の質を上げる」という項目がある。これについて学んでいこう。ロバート・キヨサキが情報をいかに読むかを学んだのは、戦地においてだった。彼は海兵隊に入り、ヘリコプターのパイロットとしてベトナム戦争に行ったが、も…
2012年1月1日 -
事実 vs 意見
事実と意見は違う
最後は自分の判断が大事
あなたは誰に相談するのか
ロバート・キヨサキは「金持ち父さんシリーズ」(筑摩書房刊)のなかで、「何を知っているかよりも誰を知っているかが大切だ」という金持ち父さんの教えを紹介している。これは常に頭に入れておいたほうがいいだろう。何か問題が出てきたときや新しいことを始めるときに、誰に相談するかによって、その後の方向が大きく分か…
2011年10月2日
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金持ち父さん貧乏父さん
お金をあなたのために働かせる方法、金持ちになるのになぜ高収入を稼ぐ必要がないのかを学ぼう。
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キャッシュフロー101日本語版
会計、金融、投資について一度に教えてくれる教育プログラムであり、みんなで楽しく学べるゲーム。
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キャッシュフロー202日本語版
CASHFLOW101で基礎的なことになれたら、次は不安定な市場の上げ下げに対応する方法を学ぼう。
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キャッシュフローforキッズ日本語版
子供がお金や金融について楽しみながらこわがらずに学ぶことができるようにと考案されたゲーム。
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金持ちになる教えのすべて
投資家・ビジネスマン・教育かとしてのキヨサキ自身の知恵と経験が凝縮されているDVD。